2014年6月28日土曜日

デスバレー国立公園

概要
 デスバレー国立公園はカリフォルニア州中部にある国立公園で、名前の通り雨が殆ど降らず植物もほとんど育たない過酷な環境です。世界で数箇所しか無い「年間降水量ゼロ」を記録した場所であり、夏場には気温が60℃を越えてしまうので閉鎖されると言うすごい環境です。基本的には冬場に避寒地として訪れるべき場所ですが、春や秋に行って酷暑を味わうことも出来ます。
 とても暑く、広く、しかも場合によってはほとんど車が通らないところもあるので、遭難したりしないように注意が必要です。ちなみに、公園の入口には
  • 大量の水を持ち歩くこと
  • 正しい道路以外走らないこと
  • 携帯の電波が通じないところが多いのでネットに頼らないこと(携帯ではないカーナビを装備すること)
と書いてあります。命を守るために守りましょう。あとひとつ付け加えるとすれば、公園内に入る前に車のガソリンを満タンにしましょう。公園内は広くガソリンスタンドも少ないのでガス欠が心配な上、もしあったとしても公園外の1.5倍くらいのお金を取られてしまいます。燃費の良い車をレンタルするのも大事かもしれません。
 車で行く場合、ラスベガスからだと2~3時間、ロスからだと5~6時間、サンフランシスコからだと10時間前後かかります。
 尚、公園内に入る際に以下のようなチケットを購入することが必要です。この紙を購入して車の見える場所に置いておきましょう。

公園の入り口
 公園の入り口には下のような看板があります。写真撮影スポットです。

気温
 太字が華氏なのでわかりにくいですが、5月末の段階で日中は40℃を越えます。

砂丘
 公園内は砂漠というより、岩がごろごろしている部分が多いのですが、砂漠のように砂が溜まっている部分もあります。

ファーニースクリーク
  公園内のビジターセンターがある宿泊施設。高級リゾートなので高いですが、夏場は値段が下がります。写真はリゾート内に展示してある昔の車両。



 公園内を走っていると、ひたすら何もなく真っ直ぐで、しかも対向車にほとんど出会わない道がたくさんあります。これも一つの写真スポットだと思います。 

ゴーストタウン
 公園の周辺には、ゴールドラッシュの頃に栄え、今ではゴーストタウンとなってしまった街がいくつかあります。半分以上朽ち果ててしまった建物など、写真を撮ることが出来ますが、危ないのでフェンスの中には立ち入らないようにしましょう。 



州境
 僕が行ったゴーストタウンはネバダ州内にあるので、州境を越えました。ネバダに入るときには下の写真のような看板を見ることが出来ます。


アーティストパレット
 アーティストがパレットにインクを載せたような色とりどりの岩が見られるスポット。実際行ってみると、それほど鮮やかではないですが、探検気分で岩の中を歩くことが出来ます。 


デビルズゴルフコース
 塩が固まって凸凹になって残っている地面が続くエリア。悪魔でもなければこんな所でゴルフは出来ないだろうというところから名前が来ているそうです。凸凹のエリアに入ることも出来ますが、転ぶと大怪我してしまうので、注意して下さい。 

バッドウォーターベイスン
 世界で最も標高の低い所。その標高は海抜-86mです。本来であれば湖の底に沈んでいるべき場所ですが、水が干上がってしまうのでこのように人が入ることが出来ます。ここには周りから少しずつ流れてきたであろう塩が固まった平原を見ることが出来ます。 

動物
 ハイエナ?がいました。何を食べて生きているんでしょうか…。 


 

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