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2014年10月6日月曜日

イエローストーン国立公園

イエローストーン国立公園は、ワイオミング州北部にある国立公園で、大規模な間欠泉と温泉が作り出す独特の光景を楽しむことが出来ます。観光シーズンは5月~9月で、冬期には閉鎖されてしまう部分もあるので注意が必要です。最寄りの空港はジャクソン空港ですが、便数が少なく結構高いので、ソルトレイクシティから行くことも出来ます。

・間欠泉たち
公園内西部、オールドフェイスフルには、多くの間欠泉たちがひしめき合っています。一つ一つ、温泉が吹き出す間隔や規模が違って、数分~数年に1回吹き出す物、ボコボコ言っているだけのものから数m以上吹き出すものなどがあります。

 

・モーニング・グローリーガイザー
温泉(の中)の色は、そこにある温泉の温度によって変わります。写真の中央部に見える青い色や白い色の部分は特に熱いので注意が必要です。基本的には柵で囲われていますが、小さいものだと近くまで入って行けてしまうものがあります。


・ テラスマウンテン
温泉分に含まれる石灰が蓄積され、構成された温泉段丘。

・リバティキャップ
温泉などの流出物が幾重にも重なって出来た大きな石の柱のようなもの。近づくと意外と大きい。

・グランドプリズマティックスプリング
園内最大の温泉、場所はミッドウェイガイザーベイスンにあるが、この写真はその反対側にある山から撮影したもの。駐車場から30分ほどのトレイルで撮影ができる。

・露天風呂
マンモスから北口に向かいキャンプ場のそば、北緯45°看板のすぐ南にある駐車場から川沿いに進むと、川に熱い温泉が流れ込み、人が入れる露天風呂が形成されている。露天風呂と言ってもここはアメリカなので水着必須。

 ・キャニオンカントリー
たくさんの滝が織りなす大渓谷が見られるエリア。写真はアッパー滝。

2014年9月25日木曜日

グランドティトン国立公園

グランドティトン国立公園はワイオミング州にある国立公園で、荒々しくも美しいグランドティトン山を望む絶景が楽しめることで知られています。イエローストーン国立公園の方が有名なんですが、隣に位置しているため、ついでに訪れる人が多いかと思います。

・グランドティトン山
敷地内からは色々な角度からのグランドティトン山を楽しむことが出来ます。夏は晴れ渡る空の下に広がる山脈が、冬には雪化粧した山を見ることが出来ます。残念ながら、自分が行った時はあまり天気がよくありませんでした…。

・ジャクソンレイク
公園内に広がるジャクソンレイクも美しいです。

・ダム
ジャクソンレイクには国立公園には珍しく、ダムもあります。水不足の年には農業用水確保のために、湖の水が大きく減らされてしまうこともあります。

・野生動物たち
園内を走っていると、野生動物たちに遭遇することもしばしば。ただ、急いでいて轢いてしまわないようにだけ気をつけて下さい。




2014年8月15日金曜日

グランドキャニオン

グランドキャニオンはアリゾナ州にある国立公園で、コロラド川によって作られた深さ1600mの渓谷で、最も有名な国立公園の一つです。
 
 通常は陸路で行く場合、ラスベガスを起点として行くのが便利です。ラスベガスからは日本語ガイド付きツアーも含めてたくさんのツアーが組まれています。また、ロサンゼルスからですと、セスナで上空から見るツアーもあります。セスナのツアーは渓谷全体を眺める旅、陸路のツアーは巨大な渓谷を体感する旅、と切り分けて考えたほうがいいと思います。
  写真に写っているように、基本的には崖からの景色を眺めて写真を撮る。と言うのが主な観光です。日本の観光地と違って危険な場所でもあまり柵が無く、毎年何人も崖から落ちて死んでいるそうなので十分に気をつけて下さい。特に子供連れの場合は注意が必要です。また、十分な準備と時間が必要ですが、崖の下まで下りて行くというトレイルも可能です。

2014年7月9日水曜日

ヨセミテ国立公園

概要
 ヨセミテ国立公園とは、カリフォルニア州にある国立公園で、岩壁で囲まれた谷のを中心として、いくつかの滝や湖(池)があり、高所からの景色が美しい観光名所です。
 下の地図にあるように、サンフランシスコ国際空港やサンノゼ国際空港から車で約4~5時間で行けます。どちらの空港も日本から直通便があります。120号線・140号線どちらを使っても行けますが、120号線の方が道が険しいので注意が必要です。但し、突然視界が開けて大自然が見れるという感動を味わうには120号線の方がいいかと思います。
 ちなみに、日本のガイドブックを見ると時々ロスやラスベガスのついでにヨセミテも載っていたりしますが、少なくとも日本の感覚ではメチャクチャ遠いので注意が必要です。もちろん車での移動も可能ですが、10時間前後かかることを覚悟しなければなりません。行くなら飛行機でサンフランシスコに飛ぶべきです。
 尚、サンフランシスコからバスツアーも出ているようです。この場合、公園内の移動は無料のバスを使うことになります。バスは優先車線を走れる上、通常の車が許可されていない講演の奥まで行くので、 場合によっては時間短縮になりますが、遅くなってバスが無くなってしまう前に帰る必要があります。当然ながらタクシーは公園内を走っていません。時々ヒッチハイカーがいます。
 公園内に宿泊をすることも可能ですが、人気が高いので早めにホテルを予約しないと埋まってしまいます。公園外でも比較的近くにいくつか宿泊施設があるので、そちらを使うことも可能です。


ヨセミテ国立公園の看板
 国立公園の入口にはこう言う看板があって、写真スポットになっています。バスで行くと飛ばされてしまうので注意。自分たちの写真を撮って貰いたいときは、"Could you take a picture for us?"とかその辺の人に聞いて交流してみるのもいいと思います。"Have fun!"と言われたら"You too!"と返しましょう。



Tuolumne grove trail head
 ジャイアント・セコイアの林の中を歩くことが出来ます。通常の木々は当然大きいのですが、なかなか写真で伝わらないので割愛。是非自分で行ってみてください。下の写真は、観光用に枯れてしまった木の中をくりぬいてトンネルにしたもの。有名な写真スポットです。


近くからみるとこんな感じです。中にちらっと見える人と比べると大きさがわかってもらえるかと思います。


公園内の道
 こんな感じです。ところどころ車を止められる場所があって、そこから写真がとれます。


基本的に谷の部分がメインなのでこんな感じの景色が続きます。

谷の下側から岩山を見上げると圧巻です。


アッパーヨセミテフォール
  上の方に細く見えるのがアッパーヨセミテフォールです。ちなみにこの写真は7月頭のもの。ヨセミテの滝は基本的に雪解け水が流れているものなので、出来ればもう少し早めに行って水の多い時期の滝を見るべきと思います。


ロウアーヨセミテフォール
 車を停めて少し歩くと下側にあるロウアーフォールに行くことが出来ます。こちらも水が少なめです。
 
近くまで行くことが出来ます。

 更に進むと、岩だらけですがこんなに近づけます。危ないのでサンダルとかでいかないようにして下さい。出来ればトレッキングシューズが欲しいです。アメリカ人はビキニとサンダルだけとかで行ってますが、滑りやすくて危ないし転んだら大怪我まちがいなしなのに凄いです。


ミラーレイク
 ミラーレイクに行く途中、クマ捕獲用のトラップがありました。この辺りは熊が出るのでしょうか。怖いですね。みんなキャンプしてるのに…。

 1マイルと看板には書いてありますが、国立公園内のトレイルの距離表示は1.5倍して考えるようにした方がいいと思います。そしてついた先が有名なミラーレイク。下側の湖面に景色がしっかり写っているのがわかると思います。露出の関係でむしろ湖面のほうが雲や空が綺麗に見えます。ここの写真は色々な所で使われています。ヨセミテにいったらぜひ行くべきだと思います。

ハーフドーム
 ハーフドームとは、結局岩山のことです。写真は逆光で申し訳ないです。これを上から見るためには大きく回り道をしなければなりません。自分はそちらには行っていません。

ブライダルヴェイルフォール
 こちらは駐車場から近く、また比較的滝の近くまで行きやすいので、時間が余った時に軽く行くことが出来ます。こちらも水が少ない…。



ヴァーナルフォール
 自分は行っていませんが、現地の人オススメの滝。公園の奥に駐車して、30分~1時間ほど歩くと着きます。こちらもかなり有名です。

グレイシアポイント
 こちらは公園の南側に車で一時間ほど行ったところにあります。他の観光地からは離れているので注意が必要です。

夜空
 公園内は夜になると真っ暗で、星空が綺麗に見られます。特に月が新月に近い頃に行くと天の川までしっかりと見ることが出来ます。また、流れ星も見られます。

2014年6月28日土曜日

デスバレー国立公園

概要
 デスバレー国立公園はカリフォルニア州中部にある国立公園で、名前の通り雨が殆ど降らず植物もほとんど育たない過酷な環境です。世界で数箇所しか無い「年間降水量ゼロ」を記録した場所であり、夏場には気温が60℃を越えてしまうので閉鎖されると言うすごい環境です。基本的には冬場に避寒地として訪れるべき場所ですが、春や秋に行って酷暑を味わうことも出来ます。
 とても暑く、広く、しかも場合によってはほとんど車が通らないところもあるので、遭難したりしないように注意が必要です。ちなみに、公園の入口には
  • 大量の水を持ち歩くこと
  • 正しい道路以外走らないこと
  • 携帯の電波が通じないところが多いのでネットに頼らないこと(携帯ではないカーナビを装備すること)
と書いてあります。命を守るために守りましょう。あとひとつ付け加えるとすれば、公園内に入る前に車のガソリンを満タンにしましょう。公園内は広くガソリンスタンドも少ないのでガス欠が心配な上、もしあったとしても公園外の1.5倍くらいのお金を取られてしまいます。燃費の良い車をレンタルするのも大事かもしれません。
 車で行く場合、ラスベガスからだと2~3時間、ロスからだと5~6時間、サンフランシスコからだと10時間前後かかります。
 尚、公園内に入る際に以下のようなチケットを購入することが必要です。この紙を購入して車の見える場所に置いておきましょう。

公園の入り口
 公園の入り口には下のような看板があります。写真撮影スポットです。

気温
 太字が華氏なのでわかりにくいですが、5月末の段階で日中は40℃を越えます。

砂丘
 公園内は砂漠というより、岩がごろごろしている部分が多いのですが、砂漠のように砂が溜まっている部分もあります。

ファーニースクリーク
  公園内のビジターセンターがある宿泊施設。高級リゾートなので高いですが、夏場は値段が下がります。写真はリゾート内に展示してある昔の車両。



 公園内を走っていると、ひたすら何もなく真っ直ぐで、しかも対向車にほとんど出会わない道がたくさんあります。これも一つの写真スポットだと思います。 

ゴーストタウン
 公園の周辺には、ゴールドラッシュの頃に栄え、今ではゴーストタウンとなってしまった街がいくつかあります。半分以上朽ち果ててしまった建物など、写真を撮ることが出来ますが、危ないのでフェンスの中には立ち入らないようにしましょう。 



州境
 僕が行ったゴーストタウンはネバダ州内にあるので、州境を越えました。ネバダに入るときには下の写真のような看板を見ることが出来ます。


アーティストパレット
 アーティストがパレットにインクを載せたような色とりどりの岩が見られるスポット。実際行ってみると、それほど鮮やかではないですが、探検気分で岩の中を歩くことが出来ます。 


デビルズゴルフコース
 塩が固まって凸凹になって残っている地面が続くエリア。悪魔でもなければこんな所でゴルフは出来ないだろうというところから名前が来ているそうです。凸凹のエリアに入ることも出来ますが、転ぶと大怪我してしまうので、注意して下さい。 

バッドウォーターベイスン
 世界で最も標高の低い所。その標高は海抜-86mです。本来であれば湖の底に沈んでいるべき場所ですが、水が干上がってしまうのでこのように人が入ることが出来ます。ここには周りから少しずつ流れてきたであろう塩が固まった平原を見ることが出来ます。 

動物
 ハイエナ?がいました。何を食べて生きているんでしょうか…。